キャストコメント

柴 景斗 役


平川大輔さん

――収録後のご感想をお願い致します。
元々、景斗くんはとても後ろ向きで臆病な子なんですが、彼の置かれている状況は、誰しもそうなってしまってもおかしくないんじゃないかと思いましたね。
より切迫した環境になっていく中で、それを彼女とどう乗り越えていくのか、という部分がうまく出せたらいいなと思いながら、収録に臨ませていただきました。

――演じられたキャラクターの魅力についてお聞かせ下さい。
臆病やネガティブでなくても、自分の思っていることを相手にハッキリと伝えられる人って、実はそんなに多くないんじゃないかと思うんです。
そういう意味では、景斗くんは少し過剰なところがあるものの、台本を読みながら何度も親近感が湧きましたね。
作品の世界観や設定はフィクションで特殊だけど、キャラクターの内面はとてもリアルというか。
聴いてくださる方の中にも、「自分もこういう所あるかも…」と思われる方がいらっしゃるんじゃないかなって。
現実で実際に居そうな人間らしさが景斗くんの魅力だと思います。

――キャラクターは主人公を守りたかったがゆえに被験体となりました。ご自身の中で「絶対に守りたいと思うもの」はございますか?
うちの猫たちです。
普段から外には出してないので、僕の住んでいる部屋が、彼らの世界のすべてなのですが……。
その中で、彼らが安心して暮らせるようにしてあげることが飼い主としての責任だと思っています。
また、彼らは言葉を喋ることができないので、「今は何を伝えたいのかな?」と、できるだけ気持ちを汲んであげながら、これからも一緒に暮らしていきたいですね。

――「RUNLIMIT ―CASE4柴 景斗―」をご購入されるお客様へのメッセージをお願い致します。
今回はシリーズ第4巻目です!
既に発売している第3巻までのキャラクターとのお話も、とても胸が切なくなるような物語だったんじゃないかと思います。
が……今回の景斗くんも、負けず劣らず切なさ満載でお届けしている作品です。
ただ、諦めない主人公に救われていく物語でもありますので、是非お聴きになっていただき、そして、景斗を救ってあげてください。
どうぞ宜しくお願いします!