Cast Comment

-輪- 六華役 古川 慎 様


Q1.
収録を終えてのご感想を
お願いいたします。

特殊な展開方法をする作品だなと感じました。時間とは過去から未来に進んでいくものですが、本作は発売順が未来から逆行していくという形です。
とはいえ、収録自体は過去から始まるんじゃないか? と思っていたのですが、発売順と同じく未来からの収録でした(笑)。
何もわからない、真っさらな状態で未来の話が始まるので、僕自身も六華と同じく、過去を知らないまま本作の世界に入っていたところは、リンクしていたなと思います。
前世というものがあったらロマンですよね。作中の世界ではみんなが前世を持っているのが当たり前ですが、六華は前世の記憶が僅かしかありません。
それでも彼が垣間見ていたビジョンや受け継いでいる情、感覚なんかがあり、その正体を今後時間を遡って収録していくことで僕も知っていけるのが非常に楽しみです。

Q2.
演じられたキャラクターとご自身で共通点はありましたか?
もしくは真逆だなと感じる部分があれば教えてください。

六華とは全てが真逆だなと感じました(笑)。
特に女性に対する接し方は、僕にできないことを全てやっていましたね。女性に対して、上手な対応や積極的に振る舞えるところはすごいと思います。

Q3.
本作では輪廻転生をテーマとしています。
生まれ変わるなら何になりたいでしょうか。

今は大変な世の中ですから、生まれ変わるなら、ある程度の権力者になって自分の身の回りを平穏無事にしたいです!

Q4.
最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。

本作の題材はとてもロマンティックだと思います。
前世からの縁や前世からの恋人というのは、スピリチュアルな分野においても、作品としても、よく扱われることがあるテーマだと思いますし、あらかじめ宿命づけられていた何かが転じ、人と人とのポジティブな絆に繋がる内容を好きな方も多いと思います。
そんな中で本作は、3人のキャラクターを1人が演じるという挑戦的な作品です。
人格や時代背景の違いからも没入できる作品だと思います。
ここから時間は過去に向かって戻っていきますが、近未来を生きる六華を聴かれた後は、彼の前世では何があったんだろう? と、次のCDが出るまでの間、考察や想像の翼を広げてみてはいかがでしょうか。
ぜひ第3弾まで通して聴いていただけると嬉しいです。