Cast Comment
HOUND ROAR
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
豊永さん
今回はソウゴのお当番回でしたね。今までもハウロのチームワークの中にソウゴはいましたが、今回は彼の身の上話というか、内面に踏み込んだところがキーになっています。個人的には、久々に登場した鴫野さんが飄々している雰囲気が非常に素敵だなと感じました。
物語全体としては、これまでのハウロが「バンド内の成長や音楽性の変化」を描いてきたのに対し、今回は一歩進んで、感情論だけではない「ビジネスとしてのハウロ」という側面が強まったように思います。現実のアーティストやバンドマンでも直面しそうなリアリティがあり、非常に大人びた印象を受けました。
そんな中で、僕が演じるヒビキはいい意味で変わらず、ハウロの「安定剤」のような立ち位置なのかなと。今までは彼の頑固さがアンバランスさを生むこともありましたが、今回は彼の揺るがない心が、バンドの礎としての信頼感に繋がっている。そこを皆さんにどう受け取っていただけるか楽しみですね。
木村さん
無事に収録を終えて、相変わらずのショウマでいてくれたことに安心しました(笑)。
今回の物語に関しては、最近ちょっと様子がおかしかったソウゴのことがずっと気にかかっていたので、ようやくスッキリしたな、という気持ちが強いですね。ソウゴに対してかなり大きな声を出したシーンもありまして……。演じきった後は心地よい疲労感というか、「ようやく言ってやったぞ」という確かな手応えを感じられる収録でした。
緑川さん
ここ最近、ソウゴの不穏な空気がずっと続いていたので、それが今回ひとまず解決に向かったのは良かったです。ただ……このバンド、全員問題ありすぎじゃないですか?(笑)
最初はトウヤに何かあるのかと思いきや「まさかソウゴの方だったのか!」という驚きもありつつ。昔からの顔馴染みとしてのドラマチックな展開もあり、ずっと気になっていた部分がはっきりしたので、演じていて楽しかったです。「やっと前に進めるね」と晴れやかな気持ちになりました。
梅原さん
何かと問題が起こるバンドですが、今回は業界の構造というか、昨今CDが売れない世の中におけるシビアな問題も絡んでいて、妙にリアルな話だなと感じました。
物語として、これまでの流れをしっかりと引き継いで解決に向かったのは良かったですが、キャラクター本人たちの心情を思うと、一抹の寂しさもきっとあるんだろうな……と想像してしまいますね。
近藤さん
物語としてはトウヤとソウゴの関係が一段落して、綺麗に一見落着……するはずだったんですよ。でもね……という思いが強いです(笑)。台本を読みながら「どうなっちゃうの!?」と。
僕としては「俺(ソウゴ)のいい話」で終わらせてほしかったんですけど、役者としては若干の悔しさもありつつ(笑)、ドラマとしては非常に続きが気になる、よく練られた構成だなと感じました。
新垣さん
毎回色々なことが起こる中で結束が固まっていくシリーズですが、今回は特にソウゴの揺らぎがマックスになっていて「そういうことだったのか!」という驚きがありました。別人のようになってしまった彼には驚きましたが、その理由が判明したことで、より絆が深まった回だったと思います。
マネージャー目線としては、とあるシーンのヒビキの心境の変化に感動しました。ただ、物語として終わり方が色々と危うい状況だったので、それどころじゃないよな……と思いながらも、彼らの成長を眩しく見ていました(笑)。
Q2. 今作シリーズの「haze」には「もや/霞」といった意味がありますが
最近「もやが晴れたこと/すっきりしたこと」がございましたら、お聞かせください。
豊永さん
基本的におじさんなので(笑)。人や物の名前がパッと出てこないなんて日常茶飯事ですよ。でも、あえてすぐに調べないようにしていて。自力で「なんだっけ……」と思い出す作業を大切にしていて、ふとした瞬間に思い出せると、「まだ俺、いけるぞ」というスッキリ感があります。最近だと、なぜかルービックキューブという言葉が全然出てこなかった時期があったのですが、思い出した時は「あー、晴れた!」という感じでしたね(笑)。
木村さん
直近で言えば、まさに今作の台本を読んでソウゴの問題が解決したことですね!僕自身、プライベートでは個人的かつデリケートな問題に対して、完全に「100%放っておけ派」なんです。だからこそ台本を読んでいる時は、ソウゴの抱える問題に対してのショウマの行動に「もうお前黙っといたほうがいい!」なんて思っちゃう瞬間もありました(笑)。でも、ショウマがいなかったら事態は動かなかったでしょうし、普通ならみんな解決しないまま抱えて生きていくような難しい問題を、物語だからこその形で見せてもらえた。それがすごく気持ちよくて、自分の中の「もや」も一気に晴れた気がします。
緑川さん
大人になると「もや」が晴れるどころか、どんどん増えていく一方なんですよね(笑)。
体調のことや仕事のこと、一つ解決する前に、また次の新しい「もや」が重なってやってくる。晴れるのを待つというより、重ならないで!と願う日々です。なかなかスッキリしきるのは難しいですが、だからこそ、一つずつ見晴らしを良くしていけたらいいなとは思いますね。
梅原さん
日々どうしても寝不足になりがちで、脳みそに「もや」がかかったような状態が多いんです。
いろいろ試した結果、最近ようやく「カフェイン錠剤」が一番効くという結論に達しました(笑)。それを飲むと一気に頭のもやが晴れて、口も回るようになるんです。もちろん常用しすぎは良くないですが、いざという時の頼れる味方を見つけたのはスッキリしましたね。
近藤さん
僕は長年抱えていた両親への疑問が解けてスッキリしました。
体調が悪くてもなかなか病院に行ってくれなくて困っていたのですが、実は「嫌がっている」のではなく「意思疎通ができていなかった」だけだと気づいたんです。無理やり説得して診察に行ってもらえたので、ようやく安心できました。皆さんも、ご両親はぜひ大切になさってください!
新垣さん
最近「すべからく」という言葉の語源を知ってスッキリしました。なんとなく「全員」という意味だと思っていたのですが、実は「なすべきこと」という動詞が変化したものだと知って。……この話、インタビューのテキストとして何の役に立つのか分かりませんが(笑)、勉強になって個人的には非常にスッキリしました!
Q3. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へコメントをお願いいたします。
豊永さん
サブタイトルの「haze」の通り、彼らに立ち込める「もや」が一体何なのか、そしてそれが晴れる時が来るのか……。今回はHOUND ROARというバンドの根幹に関わる、ある種の「危機」がテーマになっています。
ソウゴにスポットが当たったことで、ハウロのメンバー全員の背景がようやく皆様の前に揃った状態になりました。ここからバンド全体がどう動いていくのか、僕自身も期待しています。ぜひ皆様も一緒に、彼らの物語の展望と、この「もや」を体感していただければ嬉しいです。
あとは皆さんも物事をすぐに調べず、まずは自力で思い出す努力を共に頑張っていきましょう(笑)。
木村さん
これから聴いてくださる皆様も、きっとソウゴの件についてはずっと「もやもや」されていたのではないでしょうか。今回はついに、その核心に触れるメインエピソードとなっています。まずはそこをしっかりと見届けていただきたいですし、彼が、そしてハウロが新たなスタートを切る瞬間をぜひ見守ってください。
……と言いつつ、どうやらまだまだ彼らには問題が尽きないようなので、ぜひ次回作への期待も膨らませつつ、今作を隅々まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
緑川さん
このシリーズは、業界の裏側というか、物語の質感が妙に生々しくて「実際にこういう話、どこかにありそうだな」と思わせてくれるリアリティがあります。演じていても、その世界観に触れるのがとても楽しい作品です。
もしよろしければ、周りのお友達……そうですね、最高2人くらいでいいので(笑)、無理のない範囲で勧めていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
梅原さん
今回も驚くようなトラブルが巻き起こりますが、これまでの経験があるからこそ、今の彼らにはどんな問題も乗り越えていこうという前向きな強さがあります。「続きはどうなるんだ!」と気になってしまう内容だと思いますので、ぜひ繰り返し聴いて楽しみにお待ちいただければと思います。
近藤さん
ソウゴの話はもちろんですが、今後の展開が気になりすぎる幕引きになっています。これまで追いかけてくださっている方はもちろん、初めての方も一度聴けばガッツリ「沼」にハマってくれるはずです。
我々キャストもやりがいを持って関わっているシリーズですので、ぜひ作品を一緒に応援してくれる仲間を増やしつつ、楽しんでください。これからもよろしくお願いいたします!
新垣さん
バンドの結束の強さはもちろん、トウヤのリーダーとしての吸引力や、ヒビキの変化など……見どころが満載です。トウヤがいる限り、このバンドはバラバラにならないなという安心感を感じました。そして、一言で言うなら「無事を祈っていてください」というお話です(笑)。ぜひ皆様に確かめていただければと思います!
Vocal Comment
Q. 今回の楽曲を聴いた時、歌詞を読んだ時の印象についてお聞かせください。
また、実際に歌ってみていかがでしたか?
歌う際に意識されたことや聴きどころ等をお聞かせください。
豊永さん
イントロ(ゼロサビ)から始まる構成を聴いたとき、これぞハウロ節だなと強く感じました。自分の中にハウロならではのメロディーラインがしっかり定着しているんだな、と再確認できて嬉しかったですね。歌詞についても、今回のドラマ内容と密接にリンクしていて、ヒビキの心の開き方や成長がより一歩、具現化されている印象を受けました。
実際に歌ってみて感じたのは、バラードの難しさですね。勢いでごまかせない分、本当に難しい。今回はヒビキが自分一人のことではなく「HOUND ROAR」というバンド全体を考えて歌っているという繊細さを表現したいなと思い、あえて「泣き」のエモさに振り切らず、今のヒビキだからこそ歌える「チームとしての歌」という絶妙なバランスを意識しました。
ハウロは他のバンドに比べて自由度が高く、どうとでも転がしていける面白さがある分、ボーカルとして背負うものも多いのですが(笑)、今回は特にバンドとしての進展を感じられるはずです。ソウゴがメインの回ではありますが、物語はバンド全体の大きな問題へと繋がっていきます。ぜひドラマの内容とリンクさせて、今のヒビキの決意を聴いていただければと思います。