『言葉で表現できなくなったとき、音楽が始まる』
クロード・ドビュッシー
――見て、マスター。
俺たちが持ってるもの
ぜんぶ、さらけ出すから。
アイドル、アーティストを中心にマネジメントや育成事業を行っている芸能事務所「Renown Stage」。
満を持してデビューした「HOUND ROAR」は、新曲「Eyes」がゲームアプリのイメージソングに抜擢。
楽曲に合わせたプロモーションや音楽番組への出演など、順調に業界の注目を集めている。
ただ、バンドメンバー同士の仲は相変わらず、一向に嚙み合う予感のしない彼ら。
謎多きバンドは、未だバンド内での「謎」も抱えたままで――。
彼らを紐解くための更なる一歩、「HOUND ROAR」の新たな物語をお届けします。
Track List
01：些細なはじまり
02：隠しきれない心
03：無責任な親切
04：ぜったいに認めない
05：切なる願いの叶う場所
06：CLOSER／HOUND ROAR
07：逃げようのないルーツ
Story
「解散したほうがいいかもしれないな」
練習後、楽器隊がそろって顔を出した呑みの席。 いつもと変わらない表情で切り出したトウヤの唐突なセリフに、三人はビックリ。
売れ行き好調、ご褒美として初めてタイアップなしのシングルリリースを獲得したばかりのHOUND ROAR。耐えない口喧嘩と、頑なに最低限の活動をするヒビキの態度は相変わらずだが、危機的なトラブルは減ってきた。
そんな中、結成に一番意欲的だったはずのトウヤが、どうして？
なにも語ろうとしないトウヤを心配する春日に、ソウゴは「なんとかしてみせます」と明るく請け負うがーー。
Cast Comment
Track List
01：大忙しの準備
02：隠しごと
03：言えないこと、その正体
04：夢の後先
05：未来の話をしよう
06：猛犬の狂乱
07：unfair／HOUND ROAR
Story
春日の奔走により、ニューシングルの発売に合わせた『特別な施策』は、HOUND ROAR初の単独ライブに決定！
急な決定で準備に大忙しのメンバーたち。しかし衣装合わせに集まった日、春日を訪ねてやってきた人物と出くわしたその瞬間から、ヒビキと一切連絡が取れなくなってしまう。
約束だから、と口を閉ざすトウヤ。
理由がまったくわからないショウマ、シオン、ソウゴ。
「ひとは、音楽なんかなくたって生きていける」
――『謎のロックバンド』HOUND ROARに訪れた、大きなターニングポイント！
Cast Comment
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